o_hiro_1さん、はじめまして。
遅レスすみません。
実はサンプルファイルを探しまわっていたのですが、
iVIS HV20以外がすぐに見つけられず、遅くなりました。
①
結論から言うとどれもAVCHDの1080iもしくは1080p
(素材のフィールドオーダーにあったもの)で適切かと
存じます。理由は後述します。
②
まったく違うシーケンスプリセットを選び、そこに最初に
そのクリップを配置しようとすると、ご存知のように
「クリップの不一致に関する警告」ダイアログが出ます。
そこで「シーケンス設定を変更」にすると適切な形式に
変更してくれるので、大変便利ですよね。
![cap20141102e.JPG]()
では、こんな便利な機能があるのに事前にプリセットを選ぶ理由は何か?
その答えは③でお答えします。
③
様々な素材を混在させて編集するという機会はよくあります。
そういう時に初めてプリセットを選ぶ意味が出てきます。
したがって②の回答ともなりますが、様々な素材を混在させて
編集する時に、その後の最終出力形式に近い形式を事前に選ぶために
プリセットがあると考えています。
この場合、「クリップの不一致に関する警告」が出ても自分の希望を
優先する意味で「シーケンス設定を維持」の方を選べばよいです。
今回記載されたEOS 70D、PowerShot G1 X Mark Ⅱ、Nikon J3 J1は
どれもH.264/MPEG-4 AVC圧縮ですよね。だからプリセットで言えば
AVCHDでカバーできます。そしてiVIS HV20のMOVファイルを
②の機能で何になるか試すと、やはりAVCHDでした。
シーケンス設定で大事なポイントは以下です。
・フレームサイズ(1920×1080など)
・ピクセル縦横比(1920×1080なら必ず正方形ピクセル)
・フレームレート(29.97や59.94fpsなど)
・フィールドオーダー(インターレース or プログレッシブ)
これらが自分の作りたいものになっているか?こそが重要です。
もし今回挙げられた4種類のクリップをすべて同じ長さだけ使う
作品を制作するとしてプリセットを事前に選ぶとしたら…
AVCHD>1080p>AVCHD 1080p30を僕なら選びます。
1080pにするか1080iにするかは、最終出力をインターレースにするか
プログレッシブにするかで決めると良いでしょう。
素材による違いというのは勿論ありますので上記設定で問題ないと
保証はできませんが、今回はすべてAVCHD系のプリセットを選び、
単一素材のみの編集なら「クリップの不一致に関する警告」が出た時に
「シーケンス設定を変更」を選ぶということで良いのではないでしょうか。
経験則としても、AVCHD系のプリセットは汎用性が高いです。
プリセットはプリセットに過ぎません。
すべてをカバーしている訳ではありません。
「クリップの不一致に関する警告」機能は非常に便利ですので
ご不明な場合はこの自動設定機能を使うと良いでしょう。
お役に立てれば幸いです